« ついにマラソン・デビュー! その2 | トップページ | ついにマラソン・デビュー! その4 »

2010年2月 3日 (水)

ついにマラソン・デビュー! その3


10キロは神宮外苑のコースを4週もするのですが
最初の1週目は、ペースがゆっくりのせいか余裕もあり
実に楽しく走れました。

絵画館前に給水所があります。
マラソンでよく見るあの給水所です。
「これが給水所か・・・」
ここでもまたビギナーランナーは感動します。
「一度ここで飲んでみたかったんだ」と。

ところで、あのコップをどうやって掴んで飲むか知っていますか?
普通に手のひらで握って取るのではなくて、指で挟んで取るのが
正しいらしいのです。しかも、取ったコップをつぼめて口で吸うのです。
練習しないとなかかな難しいですね。
実はそのあとその給水所は3回通ったのですけど
3回ともチャレンジしてみました。
そのためにタイムロスなんてどうでもよかった。

よくマラソンランナーがやるように、飲んでから沿道に投げ捨ている
シーンありますね。
でもそこは市民ランナーのマナーです。
ボランティアの方の迷惑にならないよう、ちゃんとゴミ箱に入れました。
もうここだけで、ビギナーとしてはマラソン気分を十分に味わえます。

ところでタイムの方なのですが、前半はなかなかペースが
つかめませんでした。
早そうな人についていけばいいと教わったのですが
なかなか適当な人がいません。しかも込んでいて本当に走りずらい。

それでいよいよ5キロのラップ。
なんと30分でした。
これは若干あせりましたね。どうも回りのペースが遅いのではないかと。
「本当に60分切れないのでは・・・」

そこで思い切って上り坂でスパートしました。
「オレは税理士会の柏原だ!」
心で叫びながら100人くらい一気に抜いたでしょうか。
やはり平地になったトタン、足がガクッときました・・・。
でも、もうそのあたりになると、意識はもうろうとし出して
ひたすら走ることで精一杯になっていました。

なぜか後半は若干ペースは上がったと思います。
さあ、ラスト1キロ。ここでまたスパートをかけようと思っていたのですが
足が前に出ません。

そうこうしているうちに国立競技場の門。
でもこの門をくぐるとまたビギナーとしての感動が待っていました。
数多くのドラマを生んだ競技場です。

入ると真正面に電光掲示板があります。
そこに「57分」の数字が見えました。
「60分は切れるぞ!」
ここで全身にアドレナリンがみなぎりました。
しかも観客は皆私を応援しているかのよう。
ここだけでも感動モノでした。

そこから炎のスパートです。ここでも50人くらいは抜いたでしょうか。
「まだこんなに力が残っているのか・・」
自分でもビックリするくらいでした。
最後はフラフラになりながら感動の初ゴール。

それで結果は・・・・・。


« ついにマラソン・デビュー! その2 | トップページ | ついにマラソン・デビュー! その4 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ついにマラソン・デビュー! その3:

« ついにマラソン・デビュー! その2 | トップページ | ついにマラソン・デビュー! その4 »