いいぞ!松井 いいぞ!ジャイアンツ!!
ジャイアンツ・ファンには至福の週でしたね。
ファンであって良かったと本当に思えました。
松井の世界一の活躍は、日本の野球ファンとしても誇りに思えましたが、
気になるのは今後の去就ですね。
楽天がもし日本一になっていたら、間違いなく野村監督の契約更新は
されたと思うのです。
そうでなかったらファンが黙っていないはずです。
「義理人情浪花節的な」日本野球に対して、
どんなに松井が大活躍しても「契約は契約だよ」そう考えるのが
アメリカンですね。
このあたりでも「日米野球摩擦」を感じます・・・。
日本に帰ってきて欲しいと日本の野球ファンは思っているでしょうけど
あの膝の状態では、あまり活躍できないかもしれないですね。
ピンストライプのユニフォームを、そのまま脱いで引退した方いいという
野球選手としての美学を唱える人も多くいます。
でも、ジャイアンツに戻ってきて欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・。
ジャイアンツの日本一も感動しました。
最後の第六戦も良かったですが、やはりあの第五戦ですね。
あの阿部のサヨナラホームランは見ていて、鳥肌が立つような
感じがしましたが、でもジャイアンツ・ファン暦の長い私は
なぜか打つような予感がしていました。
でも本当に感動したのは、8回の大道選手の代打タイムリーヒットです。
バットを短く持って
「死んでも打ってやる!」
その気迫がテレビから伝わってきました。
打った瞬間、万歳して涙しているのが見えましたね。
余程嬉しかったのでしょう。
翌日の新聞で
「22年間野球選手としてやっていて一番の瞬間でした・・・」
それもそうでしょうね。
彼は20年も在籍したソフトバンクを3年前に戦力外通告されてから、
無償トレードでジャイアンツに移ったのです。
その40歳の崖っぷちの選手が
「ソフトバンクを見返してやる!」
そんな気持ちがあのヒットを生んだのでしょうね。
ファンの間には長く語り継がれるプレーでしょう。
これは「ベンチャー・スピリッツ」に通じるものがありますね。
脱サラして起業する方を多く見てきました。
異業種に飛び込むより、やはり同業の企業を起こすことが多いです。
「古巣の企業を見返してやる!」
皆そう思うものです。
大道選手のように真面目にやっていれば
どこかでそんな見返すチャンスが来るのです。
「この仕事をやっていて良かった」
そう思って涙する時が必ず訪れます・・・。
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