社長が変われば会社は変わる!
小山経営学を語るには、どうしてもこの本をご紹介しなければいけませんね。
ご存知ですか。昨年のベストセラーです。
もっと早く取り上げたかったのですが、昨年の古いネタかなと
思って少しためらっていました。
昨年この本が大ヒットしたおかげで、逆に小山さんの本も
つられて売れたのではないでしょうか。
小山さんの本を何冊も読むより、この本一冊を読んだ方が
小山経営学が良くわかります。
しかも、この作者「ホッピーミーナ」こと石渡女史は、
実に文章がうまいですね。
元祖ブロガーらしいですが、それにより企業業績をあげた理由も
確かに垣間見えます。
しかし、ホッピーは今結構流行っているのですが
個人的にホッピーは飲まないのですね。
せっかくの焼酎を、またさらに割るのに抵抗があります。
同じ理由で、サワーとか酎ハイといのも、あまり飲みませんね。
どうも私の年代では、駅近の路地裏の安い居酒屋に
「ホッピーあります」の看板を思い出してしまいます。
労働者向けの安いお酒の代名詞ではないでしょうか。(すいません)
でも最近はなぜかホッピーブームですね。
ホッピーが急に飲まれるようになったのは
「プリン体ゼロ」の健康ブームに乗れたことと、
やはりこの「ホッピーミーナ」の功績なのでしょう。
創業100年の老舗企業の三代目として、
それもこの小山氏の明確なアドバイスのおかげで、
変革をやりとげるというサクセスストーリー仕立てになっています。
古参の工場長が辞めたときや、製品に異物が混入して自主回収と
なったときなど、まさにありがちな会社の危機的状況の際に、
師匠のアドバイスからたち直ることができるですね。
小山経営学はこういう老舗企業ではちょうど合うのでしょう。
先日は小山流が古いのではないかと、つい指摘してしまいましたが
古参の経営幹部がいるような老舗企業にはマッチするのでしょう。
でもホッピーミーナの経営者として苦労しながら成長していく姿に
やはり感動してしまいます。
読んでいて、正直このホッピーミーナの応援をしたくなる
本ですし、それとやはり、ホッピーを飲んだことのない人も
必ずホッピーを飲みたくなります。
さらに小山経営学も知りたくなります。
こういう本は本当に宣伝効果高いのでしょうね。
最後に、この題名がいいですね。
実は顧問先の社長に怒られるのを覚悟で買って差し上げた
経験があります・・・・。
秋の夜長にホッピーでも飲みながらぜひ読んでください・・・。
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