« 裸でも生きる(講談社BIZ) その3 | トップページ | 裸でも生きる(講談社BIZ) その5 »

2009年8月25日 (火)

裸でも生きる(講談社BIZ) その4

全国の「カバンの真実」のファンの皆様(いますかね?)
お待ちどう様でした。
最近は「一澤帆布」のことにまったく触れていませんでしたからね。

先日最高裁の判決が出て、遺言書の無効が確定してしまいました。
そのあたりを含めて、いつか渾身の「完結編」を書こうとも思っています・・・。

でもこの事件を通じて、相続のお話だけでなく、「カバン経営学」について
非常に多くのことを学ばせてもらいました。
一澤帆布のカバン経営術は、以前ご紹介した通り、
「徹底的に京都にこだわったこと」でしたね。つまり、
京都の職人が製造し、京都で直接販売したことです。

あれだけ行列ができるカバン屋さんになりながら、
京都在住の永年の職人に頼り、無論海外生産なんて考えたこともない。
また、高島屋や三越など大型店に出店しようとさえ思ったこともない・・・。
かたくなに京都商法を守り通そうとする「頑固」経営術でした。

それを知っているがゆえに、こんな素人の女の子(失礼!)が
カバン製造なんか見よう見まねでやって大丈夫かと・・・。
もうハラハラして読んでいました。
事実山口さんはカバン製造にはまったくの素人でした。
それもそうですね。学生ベンチャーですから・・・。
そのため、ある専門家にカバン製造について、初歩から無理やり
学ばせてもらうくだりがあります。
やはりそこでもそれなりに苦労したらしいのですが
そんな簡単に、カバン製造がマスターできるものなのでしょうか。

一澤帆布でミシン一つまともに縫えるようになるのに、
何十年とかかることを読んで知っていました・・・。
どうあがいても無理ではないか・・・。
そう思っていたのですね。
それも、バングラディッシュの現地人に作らせるという、
一澤帆布の製造方法に比べたらトンでもない作業・・・・。

京都商法は、日本人に日本のやり方で作ってもらう
それにこだわったのでしたね。
山口さんのやり方はまったくの真逆です。
本当に大丈夫かと・・・。

・・・でもこれこそがベンチャーなのですね。
既存の発想にとらわれない・・・。
まあ若さの特権でもありますね・・・。

« 裸でも生きる(講談社BIZ) その3 | トップページ | 裸でも生きる(講談社BIZ) その5 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 裸でも生きる(講談社BIZ) その4:

« 裸でも生きる(講談社BIZ) その3 | トップページ | 裸でも生きる(講談社BIZ) その5 »