クールビズ その2
開業した10年も前の頃、税理士会の集まりで
「夏はいつもアロハシャツで・・・」
「毎日ジーパンです」
という税理士先生に会ったことがあります。
「なんだ!この業界は?」
と衝撃を覚えた記憶があります。
アロハシャツはともかく、ジーパンをいつもはいている先生は
「お客さんにアパレル関係が多いもので、
よくジーパン先生と呼ばれています・・・」
とも自慢げに言っていたのを覚えています。
・・・昔話は良いのですが、
確かに最近の若い経営者だと本当にジーンズにTシャツで
仕事している人も多いですね。
以前、IT関係の方から、開業の相談を受けたとき、初対面で
まさに「ジーンズにTシャツ」でした。
「仕事の依頼に来たのだろ!」と突っ込みたくはなりましたが
それも、もう昔話ですね。
ジーンズで仕事している人も増え、私と同じ年代の人でも、
外資系の人など、かなりラフな格好で仕事していますからね。
背広が仕事をしているわけでなく、その中味が問われているのですね。
それも痛感しています。
・・・ということで「これも時代さ」と割り切り、クールビズにしたわけです。
でも、こちらがラフなノータイで訪問をして、先方がフォーマルな背広にネクタイ
だったというのも、やはりマズイかなということで、いつでも上着とネクタイは
ロッカーに入っています・・・。
背広やネクタイ製造に関係している会社では、確かに大打撃なのでしょうね。
でも同じように激変している業界で、腕時計製造などもありますね。
確かに携帯を常に持っているので時計は必要ありませんからね。
本当に、ここの10年間くらいは、腕時計は買ったことがありません。
結局、時代を先取りして、新しいことに自ら取り組み、
顧問先に「これから」をアドバイスするため、
クールビズを導入しているのです。
地球温暖化を防ぎ、環境問題に取り組むことも、これからの
経営を考えるには必要なことなのでしょう。
オバマさんも「グリーン・ニューディール」を
新政策に掲げているくらいですからね。
クールビズは確かに楽だし、涼しいので仕事の作業効率もあがります。
とにかく、信頼のためだけに、背広やネクタイをする「ハッタリの」時代でも
なくなったのでしょうね。
« クールビズ その1 | トップページ | 中野ではたらく所長のブログ »
コメント