チャンス・ロス その2
「もったいない」
というのがコンビニ弁当売れ残りのニュースに対する
世論の反応でしょうか。
でも「食の安全」という大事な問題もあると思うのです。
「くら寿司」という回転寿司のチェーン店がありますね。
ご存知ですか。
一定時間たった寿司は自動的にコンベアから廃棄されるシステムに
なっています。
何週も回っている色の変わったようなマグロなんか
誰でも食べたくないですよね。
自動廃棄されるシステムだと知っているとやはり安心して
食べられます。
でもこれが「値引き販売」なんかされたらどうでしょう?
1週目は一皿100円
3週目だと80円!
5週目だと50円!?
こんなダンピング!回転寿司チェーンができたら面白いですね!?
でも誰も行かないのではないでしょうか。
コンビニで安売り販売したら、買う人もいるでしょう。
でもそうなると、常に消費期限を気にしながら
購入することになるのでしょうね。
私のオフイスの近くにコンビニと100円ショップが二店舗並んであります。
コンビニではおにぎりは常に定価販売ですが
100円ショップでは一定時間がくると20円引きで売っています。
「安ければいいでしょ」
「常に安全なものを・・・」
どちらが経営として正解なのでしょうか。
今の時代「もったいない」という人も多いのでしょう。
でも安全については自己防衛すればよいのでしょうか。
企業側の経営姿勢も問われるのではないかとも思うのです。
結構深い問題ですね・・・。
昨日ご紹介したコンビニ経営者は開店以来ずっと黒字を確保しています。
先日の決算も、近くにできた100円ショップに負けないで
本当にガンバっていました。
これからどうすべきか一緒になって考えようと思っています。
チャンス・ロスと食の安全の問題・・・。
う~ん。深い~。
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