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2009年4月 2日 (木)

夢をかなえるゼイ! 脱サラ編 その20

証券営業に簿記の研修。
これがその後定着しなかったことを見ると、単に実験的な研修だった
のかもしれません。
ただ、この研修のおかげで、「借方と貸方」の意味くらいしか知らなかった
商学士」も一応簿記というのを知っていると自慢できることには
なりました・・・。
その後、ここで簿記を勉強したことが数年後に
税理士を目指すことのきっかけになったのは事実です。
簿記会計について興味を持って勉強し、その面白さにも目覚めたのです。
単なる簿記3級程度ではありましたが・・・。

実はそのころ証券会社では「証券アナリスト」という資格が
脚光を浴び出していた時でした。
結局、簿記の研修はアナリスト試験に振り返られたのだと思います。
しかし、今はその証券アナリスト試験もなくなってしまったのでしょうか。
FP(ファイナシャル・プランナー)試験に取って代わられています。
証券会社自体もいろいろ試行錯誤していた時期なのでしょうね。

確かに、その頃から証券会社自体の体質が変わりつつあったのは
事実でした。
「義理・人情・浪花節」の「株屋」から「金融マン」に脱皮しようと
もがいていた時期なのでしょう。
単なる株の予想屋ではなく、
取引先へ会社の財務内容を教えてもらって、それに基づいて
提案営業するような「画期的な営業手法」
を目指そうとでもしていたのでしょうか。
銀行に負けない「ハイテク手法」を考えていたのでしょう!?

ただ、会社の掲げる理想的な目標とは裏腹に、営業店の現実では
「上がります。儲かります。」
という古い株屋的体質が根強くはびこっていたのも事実でした。

3ヶ月も「理想的な研修」を受けましたが、支店に戻ると
まったく変わらない日常があり、せっかく学んだことはあっという間に
忘れ去られてしまったようです。
研修課長スイマセン・・・。

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