ガンバレ!確定申告!!その7
「もう書きません。あとは本を読んでください。」なんて
大変失礼なことを昨日書いてしまいました。反省しております。
それでは「素人にできるわけないよ。黙って領収書もってきなよ」という
例の不遜な税理士と同じですね。
こんな確定申告の直前に、自分の本の宣伝どころか、
そんな冷たい態度取るような税理士は本当に逮捕されてしまいます!?
確定申告に悩んでいる方のために、もう少し親切に書いておきましょう。
もう私はたくさん印税もいただいたので(?)、もう本も売れなくて良いです。
これ以上儲けるつもりもありません!(本当?)
金庫を買って現金の区別をつけることができるようになったら
次にすべきことは何でしょうか?
これも、どの本にも書いていないことですね。
でも大変大事なことなのです。
今度は「商売用の普通預金を作ってください。」
そうお願いすることになります。
今までたくさんの個人事業主の方を指導してきましたが
驚くほど多くの方が通帳に無頓着なものです。
たとえば、開業したばかりの方に
「どのように通帳を使っているのか、通帳を見せてください。」
といって実際に見せてもらうと、必ず私的な支払が混じっています。
「特に通帳は作っていません。」
と言われることさえあります。
私の申し上げる「お金を分ける」ということは、現金だけではなく
銀行の普通預金も分けなければいけないということなのです。
開業したばかりの方なら、銀行に「商売用の口座」を別に作ってください。
写真のように屋号まで入れて作っておけば、より明確になります。
その専用通帳には商売に関係したお金の動きだけを
出し入れすればよいのです。
売上は全部そこを通す。また仕入代金や給料ならそこから支払うなど。
のちのち帳簿を作るときに非常に簡単になります。
きっとこれはあとで分かっていただけることなのです。
また金庫のお話でもそうですが、通帳を別に作ることで
お金を分けようという心構えもできるのです。
「通帳で商売に関係ないお金の出し入れはやめてください。」
よくそう指導するのですが、でもここで必ず質問が出ます。
不思議なくらい10人このように指導すると10人から聞かれます。
分かりますよね。
「すいません。私の給料はどうやってもらうのですか?」
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