かばんの真実 その42
お待たせしました!
いよいよ相続のお話の開始です。
以下、マスコミ等で記事にされたものを元に
自分なりにコメントをつけて発表していきます。
事実とは異なるかもしれませんが、文責吉田でご説明していきましょう。
まず、三代目信夫氏が亡くなったのは
平成13年3月15日です。
それまで、再三ご説明したように、
四代目信三郎氏は一澤帆布を発展させていきます。
しかしながら、自社株の生前贈与はうまく進まなかった・・・。
そこで、遺言書が登場するのですが、それがなぜ必要であったか。
これも専門家の立場からも説明してみましょう。
具体的によくあるお話で、非常に参考になるケースです。
まず兄弟間の仲のことからご説明しましょう。これも推定のお話です。
信三郎氏のHPから、その相続の5年ほど前の平成8年12月に
四男喜久夫氏がまだ45歳の若さで一澤帆布を退社してしまいます。
それまで三男信三郎氏と協力して会社を発展させてきたとは思いますが、
どうして辞めたのか本当のところはもちろん分かりません。
そのHPから
「もう仕事はしたくない。好きなことをして暮らしたい。」
といったそうです。
その後一大騒動のあと長男と組んでしまう経緯から考えれば、
少なくとも三男と四男のお二人の関係が、うまくいってなかったのかも
しれません。
この兄弟間の仲というのが、やはり非常に大事なことなのです。
話し合いがうまくできないからこそ、この遺言書が必要となるのは
いうまでもないことですからね。
でもその次に、もっと決定的なことが起こってしまいます・・・。
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