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2008年10月22日 (水)

かばんの真実 その28

ここ数日、「株価が暴騰して困っている」お話を続けていますが、
ここでまず勘違いされては困るのですが、
この今のご時勢にそう思わないとは思いますが、上場企業の株式ではありません。
「公開されていない」中小企業の株価なのですね。
でも暴騰しても喜ぶ人もあまりいないのです。いっそのこと、
「税務署が値上がりした値段でいつでも買い取ってくれる仕組みがあればよい」
のですが、税務署の買取の値段ではなく、あくまで評価額なのですね。
いつこれが評価されるかというと、やはり相続時、つまり所有者が亡くなって
初めて付けられる値段なのですね。だからこそ困るのです。

流動性のない中小企業の株価を10億円と評価されてしまって、
その税額が仮に3億円だとすると本当に困ってしまいます。
それでも税務署は「キャッシュで納めろ!」といってきます。
現金がないとなれば、「延納」といっていわゆる借金も認められますが、
いずれは払わなければ困るのですね。
これに本当に困っている相続人の方も多かったように思います。
いっそのこと商売をやめてしまって土地ごと売却してしまおうか
というご相談も多くありましたね。

でも一澤帆布のように代々商売をやっているとその土地を
なかなか離れなれないものです。

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やはりその商売もその土地にあってこそという会社ばかりでした。
それよりも、やはり「寺内貫太郎」のような頑固な経営者が多く、
オレの目の黒いうちには!」という方も多かったように思います。

でもこんなに困っている方々に対して、
この当時のバブル時にはもっと困った方々が出てきました。
もう振り込み詐欺の集団(!?)より達の悪い人たちです・・・?

今だから言えるお話をちょっと内緒で(!?)してみましょうか。

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