かばんの真実 その25
では一澤帆布の株価はいったいいくらになったのでしょうか?
昨日机上の空論ながら、10年で7倍になったお話をしましたが、
ある書籍ではこの会社は
「25年間売上が伸び続けている」
と出ていましたし、ある雑誌には
「会社は倍々ゲームで成長してきました。」
という社長さんのコメントもあります。
これは想像ですが、これは多分株価は数十倍になっていてもおかしくないのでしょう。
それには私なりの理由があるのですが、
どうもこの社長さん数字と言うか、税金にまったく無頓着の方のようです。
(大変失礼な発言でスイマセン。税金なんか考えているより
良いかばんを作ることに興味があるということです。)
先日この会社には関連会社が存在しないと説明しました。
私が顧問税理士なら、いわゆる節税策ということで、
「関連会社を設立しましょう。」と勧めたはずです。
一般論ですが、よく関連会社を多く作って、節税策を図ることも多いです。
(ただ、申し訳ないですがブログで節税策は詳細に公表しません。
国税庁の方が見ているかもしれませんからね!? 残念!!)
税金を気にしなければ、利益は会社に毎年内部留保され、
株価はどんどん上がっていったはずです。
本当に25年間増収増益の会社だったら、
1000万円の株価が10億円くらいに!?
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