« かばんの真実 その17 | トップページ | かばんの真実 その19 »

2008年10月 3日 (金)

かばんの真実 その18

先日「行列のできる!ブログ税理士事務所」のお話をしましたが、
私の熱心なブログファン(いるの!?)なら、
これから私が何を言いたいのかもうお分かりですね。

そうです!一澤帆布こそが
元祖 「行列のできる!カバン製造販売所
なのです。今も行列ができるそうです。

10.3%20%E4%B8%80%E6%BE%A4%E5%B8%86%E5%B8%83%E3%80%80%E8%A1%8C%E5%88%97.bmp

再三ご説明している丁寧な「ものづくり」の基本姿勢から
熱烈なファンを増やしたと思います。
しかし、私の調査結果(!?)ですが、
正直ラッキーな時代の後押しもあったかもしれません。

一澤帆布は代々広告宣伝を特にしてこなかったのですが、
十数年前に若い女性向けの雑誌「nonno」などに
集中して取り上げられました。
マスコミの影響力は強大ですし、
今の若い女性の方々の購買力はすさまじいものがあります。
その結果、遠方から大挙して駆けつけ、店の商品を買いあさってしまう
くらいで、店の商品がすべて買いつくされ、仕方がないので
閉店したことも
何度もあったそうです。
またそれが話題になり、マスコミにも再三登場します。
それでまた、さらなる購買意欲を煽る結果となったのです。
日本のルイ・ヴィトン」と、この頃から呼ばれるようになりました。

私はここで中野の名店「ラーメン青葉」を思い出しました。
ここも行列ができることで有名です。
しかも、麺がなくなるとその日は閉店です。
確かにおいしく魚介スープが絶品で、私も青葉ファンの一人なのですが、
両店とも、この時代に「売れ切れ御免」の見事な戦略です。
(行列のできる!ラーメン屋のお話もまたそううちに・・・)

« かばんの真実 その17 | トップページ | かばんの真実 その19 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: かばんの真実 その18:

« かばんの真実 その17 | トップページ | かばんの真実 その19 »