かばんの真実 その18
先日「行列のできる!ブログ税理士事務所」のお話をしましたが、
私の熱心なブログファン(いるの!?)なら、
これから私が何を言いたいのかもうお分かりですね。
そうです!一澤帆布こそが
元祖 「行列のできる!カバン製造販売所」
なのです。今も行列ができるそうです。
再三ご説明している丁寧な「ものづくり」の基本姿勢から
熱烈なファンを増やしたと思います。
しかし、私の調査結果(!?)ですが、
正直ラッキーな時代の後押しもあったかもしれません。
一澤帆布は代々広告宣伝を特にしてこなかったのですが、
十数年前に若い女性向けの雑誌「nonno」などに
集中して取り上げられました。
マスコミの影響力は強大ですし、
今の若い女性の方々の購買力はすさまじいものがあります。
その結果、遠方から大挙して駆けつけ、店の商品を買いあさってしまう
くらいで、店の商品がすべて買いつくされ、仕方がないので
閉店したことも
何度もあったそうです。
またそれが話題になり、マスコミにも再三登場します。
それでまた、さらなる購買意欲を煽る結果となったのです。
「日本のルイ・ヴィトン」と、この頃から呼ばれるようになりました。
私はここで中野の名店「ラーメン青葉」を思い出しました。
ここも行列ができることで有名です。
しかも、麺がなくなるとその日は閉店です。
確かにおいしく魚介スープが絶品で、私も青葉ファンの一人なのですが、
両店とも、この時代に「売れ切れ御免」の見事な戦略です。
(行列のできる!ラーメン屋のお話もまたそううちに・・・)
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