かばんの真実 その11
お待ちどおさまでした。
いつまでも自慢話!?にお付き合いさせては申し訳ないので、
お話を戻しましょうか。
昭和55年、三男信三郎氏が朝日新聞を退社し、一澤帆布に入社します。
しかし、その当時は「会社とは名ばかりで、実質的な赤字経営で
給料の支払いにも困るような状態」だったそうですが、やはり、
父親の信夫氏が
「ええ会社におったのにすまんな。」と何度も言って喜んだのは当然でしょう。
以前指摘したように、事業承継としての株式の譲受けもないままに、
この4代目信三郎氏は会社を一から変えていきました。
「私も背広をジーパンにはき替えてシートの修理やテントの取り付けにも
出向きました。
子供たちは保育所に預けて、妻と共に注文書を印刷し、職人たちを
日給制から月給制にして、会社の形態を整えることから始めました・・・。
我々夫婦は一つずつ会社の基礎を築いてきたのです。」(HPより)
信三郎氏の経営術は本当に参考になります。
これはまた、「一澤帆布から学ぶ経営術」としてブログネタですね。
書籍も見つけたので、そのうちに詳しくご紹介していきましょう。
この会社をいろいろ調べましたが、この信三郎氏と奥様の恵美さんとで
力を合わせて会社を発展させたのは間違いないようです。
勝手ながらお二人の写真をアップします。
すばらしいご夫婦です。本当にいいお顔されています。
私としてもこのお二方のファンになりました。
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