2034 未来予測-AIのいる明日 その6
Chapter4「AIドローンによる『戦争』と『日常』の再設計」
このチャプターも、かなり衝撃的な内容です。
まず、2022年2月に始まったロシアによるウクライナへの
軍事侵攻で、ドローンがまさに戦争の主役であることを
世界中に思い知らされました。
つまり
「この戦争は『戦争の常識』を一変させました。
わずか数万円のコストで製造できるドローンが、
数億円から数十億円の戦車を次々に破壊していく光景が、
世界に衝撃を与えたのです。」
AIドローンの誕生により、人間はもう戦闘機を
操縦しなくなるのだといいます。
映画『トップガン マーヴェリック』では、
主人公が戦闘機の操縦で重力と闘いながら、
標的にミサイルを撃ち込んでいました。
人間が耐えられるG(重力加速度)は5Gまでだそうです。
しかし、AIドローンは30Gを超える急旋回が可能です。
人間には決して不可能な、弾丸のような急旋回で
敵戦闘機の背後に一瞬で回り込むことができます。
そうなると、人間が操縦すること自体に意味がなくなるというのです。
そもそも、AIの判断によって
「無茶な戦争は勃発しなくなる」
とも書かれています。
「実行不可能です」
「成功確率は著しく低く、想定損失が許容範囲を超えています」
とAIが提示するからです。
ですが、本当にそうなるのでしょうか。
たとえばトランプ大統領が
「それはAIの言う通りだ」
と判断を変えるでしょうか。
プーチン氏なら、あるいは金正恩氏ならどうでしょうか。
色々と突っ込みどころは満載ですが、
最後に考えさせられました。
「核兵器根絶の決定打は、AIドローンのオープンソース化である」
という主張です。
これは、中島氏の平和への思いの表れなのでしょう。















