発狂レベルの年末調整
11月ですね。
そろそろ年末調整です。
でもまた今年いろいろ大変なのです。
ある有名なユーチューバー税理士が言っていましたね。
100万回超再生回数。
「今年の年末調整 発狂レベルの魔改造」
なのだそうです。
確かにそうでしょうね。
昨年もアップしたのですが、
定額減税ありましたね。あれは岸田元総理が
「給付金をやろう」
という発案だったのが、現金を配ることに反対した
ザイム真理教(注 いまや財務大臣も認めるフレーズ)が
無理やり年末調整の先払いのようなこれも「発狂レベル」の
税制改正でしたね。
こういうときは我々税理士など会計事務所等が
「とばっちり」を受けるのですね。
今回もまさにそうでしたね。
選挙に大敗した自公政権が、基礎控除引き上げを
公約に掲げた国民民主党を取り入れるために
「基礎控除178万円まで引き上げます」
まさに「三党合意」したのです。
でも、ふたを開けると「123万円に引き上げ」
これ聞くとすぐわかるのですが、
基礎控除を10万円、給与所得控除の10万円を
上げただけ。
給与所得控除の10万円は年収が190万円までしか
恩恵を受けることができない・・・。
そのころの国民民主党の玉木代表のYouTubeから
作ってみましたが、こんな感じ。
財源がないという自公政権が6000億程度の減税で
押し切ってしまったのですね。
国民民主党の要求のように基礎控除を国税、住民税とも
75万円引き上げるということはできなかったのですね。
でも調整して提案されたのが
この修正案。
見比べると分かりますね。
赤字部分が足された修正案。
財源規模は1兆2000億円ほど。
結果的に年収800万円以下の方に1万円~1万9000円
上乗せするだけで決まったのです。
でしかも令和7年と8年の2年間限定。
「なんだよ・・・」
そんな経緯だからこそ
「発狂レベルの魔改造」
これを理解すること自体、確かに発狂レベル・・・。


























