2021年12月 3日 (金)

ふるさと納税で確定申告(令和版) その2

ここまで書いて、もういろいろ「突込み」たくなりましたね。

7年前とくらべて、どこのふるさと納税のサイトも

かなり充実しました。

 

ご紹介した「ふるさとチョイス」も素晴らしく変わりました。

ただどこのサイトもこの「ふるさとチョイス」に負けずと、

サービスを充実させたようです。

とくに「控除額のシュミレーション」をかなり充実したのですね。

 

ふるさと納税で最初に悩むのがコレです。

 

「私の控除限度額はいくらですか?」

 

ということですね。

7年前にこれ解説するのが非常に難しかったのです。

総務省の「訳わからない表」見ても、誰も理解できなかったですから。

 

ですから、この

 

「年収いくらで家族構成が・・・」

 

という簡単なシュミレーションが便利がられたのです。

 

でもここ数年で、このふるさと納税で一番多い疑問がコレです。

 

 

「いろいろなサイトがあって、それぞれ計算してみると違うのです。

どれが正しいのですか?」

 

私もサイト運営者でもないし、それこそ監修者でもないので

知りません。

 

ただサイトが増えすぎたので、皆様かえって混乱しているようです。

これは管轄する総務省あたりで、統一したものを

作ってほしいですね。

 

 

具体的に見てみましょう。

前提は

 

「年収600万円のサラリーマンで、小学生の子ども3人と専業主婦の奥様いる」

 

というご家庭ですね。

小学生・・・設定したのは16歳未満で扶養にはならないので、

実際には専業主婦がいる子供のいないご家庭でも一緒になります。

 

Photo_20211203100201

 

 

まず楽天のふるさと納税のサイトです。 こちら

 

71,400円

 

と出ました。

昨日のふるさとチョイスの6万円とはかなり開きがありますね。

 

Photo_20211203100301

 

次に「さとふる」 こちら

 

67,000円

と出ました。

 

Photo_20211203100302

 

 

「ふるなび」 こちら

 

です。

 

 

69,000円

 

ですね。このように大手4社で検索しても

60,000円~71,400円の開きがあるのですね。

 

ここなのですね。

 

「どれが正しいのですか??」

 

2021年12月 2日 (木)

ふるさと納税で確定申告(令和3年度版) その1

もう12月ですね。

この時期一番ご質問の多いのが「ふるさと納税」ですね。

自慢ではないですが、もう7年も前からこのネタをアップしていましたからね。

当時は、「税理士 ふるさと納税」で検索すると私のブログが

出てくるくらい。

ふるさと納税がこれだけ広まった功績も少しは私にもあるかなと・・・。

(誰も言ってくれないプチ自慢??)

 

そのアクセス殺到した6年も前のネタですが、

令和版としてリニューアルしてみましょう。

皆様の疑問にお答えするために・・・。

 

例えば人気ナンバーワンサイトの「ふるさとチョイス」
ありますね。こちら

 

6年ぶりにじっくり見ましたが、格段にグレードがアップしていますね。

 

1-_-1

 

これ家族構成と年収を入れると簡単に上限額が分かるから
なのですね。
なかなか便利です。

 

2-_-1

 

例えば年収600万の方で、小学生の子ども3人いて専業主婦の方がいる
サラリーマンだと、「簡単シュミレーション」で

上限60000円

 

とでます。

 

さらに、7年前に比べたらだいぶ詳しくシュミレーションできるように

なりましたね。

以前は所得控除など無視していましたからね。

 

3-_-21

 

やってみましょうか。

これは源泉徴収票など見ないと分からないお話ですが、

年収600万円くらいだと社会保険料を年間80万円は払っているでしょうし、

お子さんいらっしゃれば生命保険くらいは加入しているものして

5万円の控除額入れてみます。

 

4-_-21

 

5-_-22

今度は7万304円とでましたね。

これで分かりますね、所得控除をキチンと入れることで増えるのです。

 

6-_-42

 

さらにバージョンアップしていることで

税メリット額まで計算してくれます。すごいですね。

仮に7万円をやったとしたら

68,200円も税メリットがでるようですね。

 

何となくこれで上限額が分かるのですね。
これを参考にふるさと納税を仮に7万円やったとしますね。

 

どうして7万円なのでしょうか?
10万円だとダメなのでしょうか?
損してしまうのでしょうか?

 

そもそも7万円本当にメリットあったのでしょうか?
やはり、なかなか分かりにくいですね。

 

医療費控除の還付みたいに、メリットとして
ハッキリお金が返ってくれば分かりやすいのですね。
でもたぶん分からないのですね。
何故なら、住民税の計算まで普通の方はできないからなのですね。

 

これはすいません。7年前の「突っ込み」でした。

本当に、7年間と比べ、だいぶ分かりやすくなってきましたね。

(つづく)

 

 

2021年12月 1日 (水)

インボイス登録完了!!

お待たせしました。

私吉田自身のインボイスの登録がようやく完了しました。

インボイスの登録とは、正しくは「適格請求書発行事業者の登録」

ということなのです。

 

10月1日の登録申請開始の日から申し込んだのですが

何と「2か月」もかかってしまったのですね。

 

「登録ができない!」

 

と国税庁に文句を言ったブログまでアップしてしまいましたが

これは、素直に謝ります。

要するに登録に不備があったからなのですね。

申請書の次葉に、

「登録要件の確認欄」

があったのですが、これを添付しなかったためです。

 

今後申請される皆様のために、あえて説明しておきますが

次葉のところに、

 

「課税事業者です」 「はい」 にチェック

「消費税法に違反して罰金以上の刑に処せられたことはありません」

これに、「はい」 にチェックですね。

 

因みに「罰金」以上の刑に処せられたら申請できなさそうですね・・・。

 

この添付不備について連絡を受けて再提出したのが

11月15日。

ということは普通ならやはり2週間程度では登録できるようですね。

 

11月30日国税庁からメールが来たので早速e-Taxにログイン。

 

1_20211201100301

 

「通知書等一覧」をのぞきます。

 

通知書来ていました。

「格納日は確かに11月30日」

これをクリックすると

 

2_20211201100101

 

「通知書の状況」分かります。

 

でもさらに「適格請求書発行事業者通知書一覧へ」をクリック。

 

3_20211201100101

 

これは本物です。

本邦初公開!! リアル通知書です。

 

電子申請でしたからこれをプリントアウトすればいいのでしょうけど、

電子申請でなければこれが「紙で」、納税地に送られてくるのでしょう。

 

肝心なものは赤い箇所の「登録番号」ですね。

一応「伏字」にしましたが、これは2年後の私自身の請求書には

必ず記載しなければならない数字なのですね。

よっぽどアップしようかと思いましたけど、

「一応個人情報そのものかな?」

と判断しました。

 

4_20211201100401

 

さらに大事なことは、国税庁の事業者公表サイトをクリック。 こちら

これにこの数字入れてみたのですね。

 

これがしたかったのです。

 

5_20211201100501

 

検索結果がコレ。

 

私の「フルネーム」だけです。

ここに住所が出てきたら

 

「大事な個人情報だ!ふざけんな!」

 

と国税庁にクレーム言おうと思ったくらいですね。

(小心者なので絶対できないが・・・)

 

分かりますか?

2年後から請求書にこの番号を記載して

もらった側はこういうようにチェックできるということなのです。

 

同姓同名もあるでしょうし、

会社だったら日本全国同じ社名は多いでしょうね。

 

ただ、ここでヒットしなかったら・・・どうるのでしょうか?

消費税は請求できなくなるのですね。

 

先日アップしたように

「インボイス類似書類の発行」として罰則があるようですね。

こちら

 

恐ろしい現実が2年後に待っています・・・。

2021年11月30日 (火)

税理士の料理番 その74

Dsc_1080_20211130094701

 

今月のお魚はいわしですね。

 

「さかな」に「よわい」と書いて「鰯」

「デリケートな魚ですから丁寧に扱ってください」

そんな講師の一言から始まります。

本当に「鰯」は触ると良くないらしいのですね。

 

人生初のいわしチャレンジですね。

ただ魚を扱い出して数か月。

先月の鯛に比べたら難しくはなさそうです。

 

まず頭を落とします。

小さいから簡単ですね。

次にはらわたを出します。

腹の7~8ミリをそぎ落とすことでさっとできます。

このあたりの魚の扱いには多少慣れてきましたね。

次に「手開き」。

これも人生初の「手開き」チャレンジ!

文字通り手で開くのですね。

さらに尾の中骨を折り外します。

これはいいですね。

小骨まできれいに取れます。

あとは腹骨をそぎ取って、背びれを取るだけ。

アジやタイに比べたら簡単。

これでいわしの手開きが完成。

これをイタリアンソテーにします。

オリーブオイルで炒めて、たまねぎとパブリカのソースを

かけて完成。

 

もう一品はいわしの生姜煮。

今度は手開きでなくて、頭を落としたいわしから

はらわたを出すだけ。

簡単ですね。

これにこんにゃくを入れ、さとう、しょうゆ、酒で煮るだけ。

すぐできてしまいますね。

 

お魚料理の簡単レパートリーの追加ですね。

いわしのイタリアンソテーはワイン。

いわしのしょうが煮は熱燗かな・・・。

 

 

本日のメニュー

いわしのイタリアンソテー

いわしのしょうが煮

2021年11月29日 (月)

川崎月例

Dsc_1083_20211129085101

 

これで13か月連続です。

念願の15回連続まであと2回!というところで

最大の「試練」が待っていました・・・。

 

・・・すいません。のっけから驚かして。

実は軽い怪我をしてしまったのです。

ご心配していただくほどの重大な怪我ではないのですが

走ろうかどうするか迷いました。

 

「せっかく12回も連続して走ったのだけど・・・」

 

これ一番思いましたね。

一回でも走れなかったら連続記録はストップです。

広島の鉄人衣笠の2215試合の連続試合出場を思い出しました・・・。

 

以前は10回までは走ったのですが、

たまたま一回だけ走らなかったらそこで本当に切れてしまったのです。

そのあたりはかなり厳格にやっているようです。

 

ということで思い切って参加。

前回は10キロで56分台とだんだん良くなってきたのですが、

やむなく5キロの部参加。

ありがたいのですが、それでも参加記録は継続されるのですね。

 

スタート。

最初からジョギング感覚。

1キロ5分50秒。

それでもバンバン抜かれます。

抜かれると確かに面白くないのですね。

 

でも仕方がない。無理せず1キロ6分台へ。

 

若干痛いので無理せず走ります。

折り返し。

 

6分15秒くらいまで落ちますが、ラスト1キロ。

少し上げてみました。

というのも

 

「30分台はイヤだな・・・」

 

つい思ってしまったのです。

 

ゴール。

30分21秒。

 

まあ仕方ないですか。

15か月も連続して走るというのはいろいろあるものですね。

来月は完治させて頑張ります!!

2021年11月25日 (木)

事業復活支援金が閣議決定!! その2

20211125-103204

 

もう一つ言いたいことはあります。

今回の「事業復活支援金」で2兆8032億円もの

巨額な予算が投じられているのですね。

 

先日政府から過去最大となる55兆円もの経済対策が

発表されましたね。

日経新聞から抜粋します。

 

 

 

55兆円ものうちの、3兆円弱ですが

それでもやはり巨額だと思うのです。

 

 

「バラマキ」と言われないためにもぜひ有効な

経済対策になってほしいと切に願うのです。

 

コロナ対策で今まで、「持続化給付金」、「家賃支援金」、

「一時支援金」、「月次支援金」など多額の国家予算を

投じられてきたと思うのです。

 

でも本当にこれら給付金が、

 

「コロナの影響で苦しくなった中小零細企業に届いていたか」

 

実際に検証する必要あると思うのです。

中小企業の実態を見てきた税理士として実感します。

 

・・・まあ、よくアップしますが、

「ブログで政治ネタはご法度」

なのでこれ以上は言いません・・・。

 

 

 

今回の「事業復活支援金」は、どうやら

「地域も業種も問わない」

らしいですね。

 

法人200万円、個人100万円も「ばらまかれた」持続化給付金と

一緒です。

 

また「不正受給がおきないか」心配になりますね。

 

さらに、

「コロナの影響を受けている」のが給付要件らしいですが、

をどうやって証明するのでしょうか?

 

業種や地域を限定しなくて「影響を受けている」というのを

証明するのは難しいでしょうね・・・。

 

 

「売上が下がったことをコロナの影響を受けたことにしよう」

 

ともし「悪意に」考えている人をどう排除するのでしょうか?

 

つまり、今までの給付金や補助金は、「性善説」を前提にしていました。

「性悪説」は取れるはずはないですからね。

「宣誓させる」のはそのためなのでしょう。

 

「コロナでもうダメだ。廃業するけどもらえるものはもらっておこう」

 

という方を排除する仕組みはぜひ講じてほしいですね。

「事業復活」としている以上、復活して欲しい企業や個人事業主に

届いて欲しいのです。

 

 

あと、これ一番書きたかったのですが

今回も税理士が「登録確認機関」としての役割を期待されています。

 

税理士が、コロナ後の中小零細企業の「事業復活」の役割も

期待されていることにもつながります。

この2年近く、医療従事者の方々は身体をなげうっての献身的な努力で

医療崩壊を防いでいただきました。

 

今こそ、瀕死の中手企業を救うべく税理士の役割が期待されていると

思うのです。

 

今までの補助金にはすべて、法人個人問わず確定申告書が

必要とされました。

 

公的な支援を受けるには

「確定申告を正しくしなければいけないこと」

その申告をするためには

「税理士の役割がいかに重要であるか」

 

なぜ業界を挙げて周知させていかなかったのでしょうか。

その点、

「この年間は税理士会はまったく機能していなかった」

と思うのです。

 

3兆円という「血税」がただバラまかれていいいのか!

本当に考えるべきかなと思います・・・。

 

(すいません。ちょっとだけ政治ネタ?)

2021年11月24日 (水)

事業復活支援金が閣議決定!!

20211124-083336

(日本経済新聞より)

 

 

19日の閣議で決定されましたね。

 

「事業復活支援金」

 

なかなかネーミングがいいですね。

法人で「250万円!!」

これが一人歩きして、

 

「持続化給付金の第2弾!

前回200万円だったけど なんと250万円!!」

 

こんな情報で勘違いしている人が多いようですね。

まだ詳細がアップされていないようですが、

日経新聞からの掲載DATAです。

 

 

法人で250万円ももらえるのは

売上高が5億円以上なのですね。

1億円未満だと100万円までですね。

 

まあ、これは前回の持続化給付金でかなり不公平感は

出ましたからね。

 

1億円の売上が4000万円になった会社と、

50万円の売上が20万円になった会社で、同じ200万円が

支給されたのですからね。

まあ、これは仕方がないでしょうか。

 

それでも100万円もらえたらうれしいですからね。

 

 

「対象月」がいつなのかですが、

これは2021年11月から2022年3月までの

5か月間です。

これが2019年11月から2020年3月までか

2020年11月から2021年3月までのいずれかの月が

50%未満か30%未満か比較するようです。

 

あと大事なのは「コロナの影響」を受けていなければ

いけません。

しかし、コロナが広まったのは2020年1月のダイヤモンド・プリンセス号の

事件が起ってからですよね。

 

 

2020年2月くらいから急激に落ち込んだのですから、

比較の月を選ぶのが難しそうですね。

緊急事態宣言明けの今年の11月からは、多少復活してきている

はずでしょうから・・・。

 

 

 

あと「事業復活」というネーミングである以上、

「廃業」を前提とするのはダメですね。

ただ現実問題として、持続化給付金、一時支援金、月次支援金も

この要件があったはずですが、もらって廃業した事業者が

どれくらいいるのか、そのあたりどうやって確認するのでしょうね。

 

今回も不正給付金を防ぐ「事前確認」が

あるようです。

一時支援金や月次支援金のように「登録確認機関」が

確認するのでしょう。

 

まだこのあたり詳細は明らかにされていませんが

「一時支援金」や「月次支援金」に準じるのでしょう。

 

 

あと「計算方法」はどうなるのかもまだ明らかにされていませんが、

過去の例を見る限り、対象月からの減少額を5倍するのではないかと

ネットでは情報が流れています。

 

まあこのあたり勝手なことは書けませんね。

 

あと「申請期限」もまだまだ明らかにされておりません。

年明けは個人確定申告も始まりますし、

また忙しくなりそうですね。

 

もちろん「登録確認機関」もやりますよ・・・。

 

2021年11月22日 (月)

免税事業者は令和3年10月から消費税を請求できないか?

20211122-090759

 

先日ご紹介した、消費税の権威の熊王税理士の書かれた本で

 

「Q12 免税事業者は、令和5年10月1日以降も

売値に消費税を転嫁することはできますか?」

 

がありましたね。

このことについてあちこちで言いふらしていますが、

 

「できないどころか罰則ですよ!」

 

「エッ!!そうなの?」

 

皆言われますね。

 

 

熊王先生のご指摘

 

「令和5年10月以降は、免税事業者が消費税相当額を記載した書類を

発行した場合、インボイス類似書類の発行として罰則規定が適用される

可能性があります。」

 

 

これ恐ろしいですね。

何度もこの本読み返しました。

 

もう少し詳しく解説しておきましょう。

 

現在では(つまり令和5年9月30日までは)

 

「免税事業者でも当然に消費税を請求できる」

 

訳ですね。

熊王先生の指摘する国税庁のQ&Aです。

 

20211122-090829

 

免税事業者どうやって消費税を請求したらよいのですか?

という質問ですね。

20211122-090856

 

キチンと区分して請求してください。

という回答です。

だからこのように、免税事業者の方々も何の疑いもなく

令和5年以降も請求するつもりでしょうね。

 

20211122-090917

 

ただ、なお書き」にこんなこと書いてありますね。

 

「そもそも消費税を受け取ることは予定されていません。」

 

 

しかし、これも熊王先生のご指摘のように

 

「免税事業者が別途消費税相当額を受け取ることは法令などで

禁止されていない」

 

これが実態でした。

 

あとこれまでは

「消費税転嫁対策特別措置法」

というのがあって、

 

「免税事業者への減額要請や買いたたきが禁止」

されていたのです。

 

20211122-091904

(公正取引員会HP)

 

20211122-091330

(中小企業庁HP)

 

それが確かに今年の3月31日をもって失効しているのです。

 

20211122-091459

 

公正取引員会も先日10月までの

 

「転嫁拒否行為に対する対応実績」

 

が出ていますね。

失効前のものだけです。

ということは「裏読み」すると

 

「失効以降の転嫁拒否は取り締まっていない」

 

 

となるのでしょうか?

 

今後不安ですね。

下請けの個人事業者が

 

「オタク消費税払っていなのでしょ。

 その分マケナケレバ取引しますよ・・・」

 

これこそ「買いたたき」ですね。

どうなるのでしょうか・・。

心配で夜も寝れません・・・。

2021年11月19日 (金)

渋沢栄一と論語と算盤 その8

20211118-084640

(花巻東高校野球部 佐々木監督)朝日新聞より

 

「論語と算盤」は書きたいことはたくさんあります。

もう今も原書を何度も読んでいるといろいろなことが

思い浮かびますね。

ぜひ実際に手に取ってお読みください。

 

最後に素晴らしい「大谷選手ネタ」を披露して終わりましょう。

大谷選手の「マンダラ・チャート」をご紹介しましたが、

自画自賛ですが、読み通りの展開になりましたね。

ご存じの通り、メジャーリーグでMVPを獲得しましたからね。

もうそれを予想してこのブログ書いていたようですね。

 

やはり「マンダラ・チャート」のおかげで大谷選手は

世界ナンバーワン・プレーヤーになったのです。

 

でも不思議に思いますよね。

 

「高校生がこんなこと自然と思いつくはずがない」と。

 

やはり、これを指導した方がいたのです。

MVP獲得により、今急に脚光を浴びている方ですね。

 

花巻東高校硬式野球部の佐々木博監督です。

 

朝日新聞の11月18日付の朝刊

「大谷翔平選手や菊池雄星選手の才能を『常識』で支配せず

意識の変革で開花」

 

読まれましたか。本当に驚きました。

 

記事にハッキリ書いてありました。

 

「私は渋沢栄一の『論語と算盤』が好きなのですが、

野球選手にとって運動能力は算盤です。」

 

これは感動しました。

 

「運動能力こそが算盤」なのかと。

 

渋沢栄一は「算盤」を「経済や商売」と考えましたが、

読み方によっては、「運動能力」にもなるのですね。

 

これどういうことか詳しく書いてありました。

高校野球の指導者として、大谷選手のように、

「運動能力」のある選手と、そうではない選手がいると

いうのです。

 

それは確かにそうでしょう。

誰もが大谷選手のように大リーガーにはなれない訳ですから。

 

「運動の能力」がある選手と、そうではない選手には

必要な練習が違うのです。

指導者は各選手に合わせた練習やアドバイスをしなければ

ならないというのです。

 

「投手は走り込みすべし、という指導はしていません。」

 

「大谷選手や菊池選手は入学から20キロ体重を増やした」

 

指導法が普通のコーチとは違いますね。

さすが、「論語と算盤の愛読者」ですね。

 

 

「私はビジネスの発想を参考にしています。

まずは適性を見極め、本人に合わせたポジションや

役割に合わせて、才能を伸ばしていく。」

 

「私が重視しているのは、考え方のインストールです。

部員たちに目的と目標の違いを伝え、目標達成のための数値を

明確にし、事細かく設定させます。

大谷や菊池はこのときに、すでに目標としてメジャー入りを

あげていました。

何をするにせよ生きていくにはこの考え方が欠かせない。」

 

20211119-131619

(大谷翔平の実際のマンダラ・チャート)

 

 

まさにこの「マンダラ・チャート」です。

 

実物がコレです。

大谷選手の直筆でしょう。

大谷選手自ら考え、どうしたら目標を達成できるか

思いついたのです。

 

「考え方や生き方といった論語の部分が大事です。」

 

「マンダラチャート」に「人間性」が書いてある理由は

これです。

 

さらに、「運」の欄には「あいさつ」や「ゴミ拾い」が

ありますよね。

 

米国で報道されていますが、

「あいさつ」や「ゴミ拾い」など人間性を加味されてこそ

満場一致でMVPに選出されてのだと。

 

大谷選手も間違いなく「論語と算盤」を読んでいるはずです。

 

これは今年一番話題となる本に「論語と算盤」

が選ばれそうですね。

 

日本のベストセラーのMVPになりますよ。

 

(がんばれ! 大谷選手の『論語と算盤』シリーズ おしまい)

 

2021年11月18日 (木)

渋沢栄一と論語と算盤 その7

20211118-105731

 

「迷信に振り回されるな」

 

渋沢栄一は理知的な人でしたが、少年時代から迷信を

信じなかったそうです。

 

NHKの大河ドラマで、実際にもやっていましたね。

これは「論語と算盤」の第5章理想と迷信に

書いてあるくだりです。

 

栄一が15歳の時、5歳上の姉が脳の病気になってしまいました。

 

「この病気は、この家の祟りのせいかもしれない。祈祷した方がよい。」

 

と言われ3人の修験者に、渋沢家に来てもらったのです。

 

 

その修験者のお告げで

 

「この家には『金神』と『井戸の神』が祟っている。

またこの家には無縁仏があってそれが祟りをするのだ。」

 

そこもともと迷信を信じない栄一のするどい質問。

 

 

「その無縁仏が出たのはおよそ何年前のことでしょうか。」

 

「およそ5,60年前のことである。

 

「5,60年前というと何という年号の頃でありますか。」

 

「天保3年の頃である。」

 

でも天保3年というと23年前のことだったのです。

それにすぐ気が付くのはさすが栄一ですね。

ただの15歳ではありません。

 

「ただ今お聞きの通り、無縁仏がいたことまではっきり見通すような神様が、

年号を知らないというはずがないでしょう。

こういう間違いがあるようでは、まるで信仰も何もできるものでは

ありません。

人の見通せないことが分かる神様であるなら、年号くらいは立派に

お分かりになるはず。

それなのに、こんな分かりやすい年号さえも間違うのでは、

しょせん取るに足らないものなのでしょう。」

 

 

それ以来渋沢家は加持祈祷をぷっつりやめてしまったそうです。

 

このように渋沢栄一は

「占いやまじない」を一切信じなかったそうです。

 

渋沢栄一の経営学ですね。

 

「理性をもってことにあたれ」

 

ということなのです。

江戸時代や明治時代は、いまよりもっと加持祈祷など

占いが盛んだったと思います。

占いやまじないを信じない態度をもって明治という新時代を

切り開いていったんでしょう。

 

 

でも経営者や政治家も占いに頼る人も多いですね。

 

 

20211117081939thumb

 

先日10年ほど前に一世を風靡した「占いの大家」であった

細木数子さんが亡くなりましたね。

 

占いだけで巨額な財産を作り上げた方は

空前絶後現れないでしょう。

 

 

私自身のことをアップしました、

私も正直、星占いや誕生日占いがあまり好きではありません。

 

「では同じ誕生日の人は同じ運命なのか!」

 

と渋沢栄一のように突っ込みたくなりますからね。

 

「勝手に星座で運命を決められてたまるか!」

 

とも思います。

 

ただ、細木数子さんは大変いいことを言っていました。

 

「お墓参りをしなさい」

 

素晴らしい言葉です。

占いはあまり信じませんが、

この言葉だけは信じております。合掌。

«渋沢栄一と論語と算盤 その6