2022年9月26日 (月)

川﨑月例

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このところ台風でまったく走れなかったですからね。

雨続きで2週間くらいはまともに走っていません。

 

しかし、今日は台風一過で28度予想。

なんとなく走る前からイヤな感がありましたが、

見事的中してしまいました・・・。

 

月の月例の参加者は少なかったのですが、今月はやたら多いです。

先月の倍くらいいいる感じです。

来月くらいから本格的にマラソンシーズンですからね。

場所柄、10月30日の横浜マラソンにエントリーしている人が

多いみたいです。

でも私と一緒ですね。

猛暑の後の長雨で、どのランナーも走りこめていない感じがするのです。

ましてやコロナも長引いていますからね。

 

久しぶりなので恐る恐るスタート。

でも最初の1キロは5分20秒くらい。

速すぎますね。

少し抑え気味に走りだすと、すぐ異変に気が付きました。

ドッと汗が噴き出して暑い・・・。

2キロくらいからもうペースダウン。

そうなるとバンバン抜かれだすのですが、

今日は変です。皆回りもゆっくりなのですね。

 

28度予想なのですが、河川敷のアスファルトの上は

30度くらいの体感。

川﨑月例はいつもエイドが2キロ地点と8キロ地点にあるのですが

2キロ過ぎで皆暑さにあえいでいます。

 

私自身いつも水を持って走るランナーなので、

これは正直救われました。

皆暑さにやられ出しているのですね・・・。

 

川﨑月例は結構気候に合わせて距離を調整するのですが

今日は正直10キロは無謀ではなかったのではと

感じたのですね。

少なくとも5キロの折り返しあたりに臨時的にでもエイドが

欲しかった。

水を飲み切るともうきついのです。

 

顔がほてって、首筋が暑く感じます。

「やばいっ! 軽い熱中症かも・・・」

ちょっとそんなことが頭をよぎったので、

道脇をそれて、水飲み場まで行きます。

頭から水をかけ小休止。

こんな時にはタイムを拘ったらいけないのですね。

 

まあこの川崎月例に関しては通算46回走っていますが

道脇をそれて水をかぶったのも初めてでしょう。

 

46回走った中で一番きつかったでしょうか・・。

あとはゆっくり走ります。

 

今日ばかりはタイムはいいでしょう。

 

フラフラでゴール。

無事にゴールできただけでも良しとしましょう。

 

1時間9分47秒!!

 

まあ70分切りでしたから・・・。

 

こんな日もあります。

今日からマラソンシーズンに向けて「少しづつ」ギアを

上げていきましょう!!

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2022年9月22日 (木)

インボイスで免税事業者はどうなる? その4

 ハイ。また出てきましたね。「下請法」ですね。

 

しかし、このケースはいわば「だまし討ち」みたいですからね。

ちょっと下請業者がかわいそうな気もします。

 

ただAさんが

 

「課税事業者になることは、もちろん喜んでなりますが、

その分消費税の1万円上乗せして11万円請求していいですか?」

 

ここまで言えるかどうかなのですね・・・。

まあ下請の立場は弱いものです。

それを守るのが「下請法」であってほしいですね。

 

ではこのケースの方がもっとあるかもしれないですね。

今後、特に建設業界などでは問題になってくるかもしれません・・・。

これもう現実に起こってきているのです。

よくお考え下さい。

 

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 事例3

 

取引先A 取引先B がともに免税事業者とします。

元請業者などから要請を受けるケースです。

 

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元請の会社が

 

「うちは免税事業者との取引が多いし、とりあえず、

課税事業者になってもらおう」

 

そう考えたのですね。

免税事業者の下請を多く使う建設業ではありうるお話ですし、

小規模のライターなどたくさん使う出版業界でも多いでしょう。

 

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要請文書の中に

「インボイス事業者にならなければ、消費税はお支払いできません。

承諾いただけなければ、今後のお取引は考えさせていただきます。」

 

実にキビシイですね。

取引できないと本当に困るので、無理にインボイスの登録するところも

出てくるでしょう・・・。

 

でもやはり納税することもキビシイので

免税事業者のままでいたいというところも、中にはいるかもしれません。

それでAさんは免税事業者ままでいることを選択したのです。

 

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「免税事業者のままでも、価格を据え置いて

もらえませんか?」

 

「免税のまままら10%価格を引き下げます!

それがいやなら今後の取引は考えさせていただきます!」

 

これ言われたら本当に困りますね。

それがイヤなら契約打ち切り・・・。

しぶしぶでも承諾せざるをえませんね・・・。

 

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Bさんは、しぶしぶながら課税事業者になることを

選択しました。

 

「課税事業者になります」

 

でも、せめて消費税分を上乗せしてくれないと

税金払えませんね。

でもこういわれてしまうのです。

 

「今まで通りの金額でお願いします」

 

Bさんはボヤきます。

 

「価格交渉もさせてもらえない・・・」

 

これは本当にキビシイですね。

 

ハイ。ここでもっと恐ろしい法律が出てきました。

 

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「独占禁止法違反!!」

 

2022年9月21日 (水)

インボイスで免税事業者はどうなる? その3

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次は事例の2ですね。

これも、今後よく出てくるのではないでしょうか。

 

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下請事業者Aさんが出てきますね。

同じく個人事業者です。

親事業者から仕事を「継続的に」10万円で受けてました。

 

Aさんが免税事業者であることも知っている」

ということもポイントです。

 

親会社の担当者から

 

「今度インボイス制度始まるけど、

ところでAさんは免税事業者なの?」

 

というようなことを聞かれていることも想定されますね。

 

Aさんは

 

「免税事業者です」

 

と正直に言っているのでしょう。

まさは、確定申告書を親事業者に提出しているということは、

ちょっと想定しにくいでしょうから。

Aさん自身がそもそも「免税事業者って何?」レベルかもしれませんが・・・。

担当者としては、日ごろの取引額から容易に年間売上1000万円以下で

あると予想される下請業者も多くいるのでしょう。

 

 

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担当者から

 

 「今後を踏まえ、インボイスの登録をお願いします」

 

そう言われることもあるのでしょうね。

 

インボイスのことはさておき、仕事を継続したいAさんは、

 

「承知しました!喜んで!!」

 

もちろん「居酒屋の店員みたいな」二つ返事です・・・。

まあ、発注元と下請けとの関係ですから

絶対に断れないでしょうから・・・。

 

 

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Aさんはインボイスのことよく分からないままに

とりあえず登録してしまいます。

でも登録すると「税金が取られること」を知ってしまうのです。

それでは、今までの10万円をもう少し上げてもらわないと

税金分で手取り減ってしまいますからね。

ここはいくら税金が出るのか難しくて

分からないと思いますけど、何となくはお分かりになりますか。

 

ここでAさんは思うのです。

 

「インボイス事業者になったら、次回は価格交渉を

しないと・・・」

 

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そう思っていたので、価格交渉しますね。

「今後は消費税1万円分を乗せて11万円でお願いします。」

 

「それは無理です!いつもの10万円で発注させて

いただきます!」

 

そう言われたら本当に困ってしまいますよね。

親事業者の依頼で税金を納めることになったのに

単価を買えてくれない・・・。

 

現実にはこんなこと起きるかもしれませんね・・・。

 

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でも安心してください!

 

 これも「下請法違反!」なのです・・・。

2022年9月20日 (火)

インボイスで免税事業者はどうなる? その2

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ハイ。ここで「下請法」って何?

と絶対に聞かれますね。

 

免税事業者の方々は今後大変ですね。

「インボイス」どころか「下請法」なんていうものを

勉強しなければならないのですね。

 

 ここで公正取引委員会のHPから抜粋します。 こちら

 

下請法は「親事業者の濫用行為を取り締まる法律」

のようですね。

つまり、

ズバリ「優越的地位の」濫用行為を取り締まる法律のようです。

 

ご存じでしたか?

もう少し詳しく説明すると、

 

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親事業者が下請法に違反した場合には、公正取引委員会から、

やめなさいと勧告されるのですね。

 

その勧告も、

1.違反行為の取りやめ

2.下請け業者の被った不利益を原状回復すること

3.再発防止措置を採る

 

ということまでやってくれるのです。

ですから、親事業者が、10万円の請求に対して

 

「免税事業者の人には消費税分払えないなあ・・・」

 

言われたら

「1万円をきちんと払いなさい!」

と代りに行ってくれるようですね。

 

それだけでなく、

 

「勧告された場合は、企業名、違反事実の概要などが公表される」

 

のですね。

これは親事業者にとっては怖いですね。

コンプライアンス(法令順守)が強く叫ばれるなか、

下請法違反は企業価値を大きく損なってしまうのです・・・。

 

でもここまで書いていろいろ思いましたが、

下請の立場は弱いものです。

 

1万円もらえなかったからと言って、

「下請け法違反で訴えてやるぞ!」

とはなかなか言えないのでしょうね・・・。

 

「そんなこと請求して今後契約打ち切られたら・・・」

 

ただ、そういう法律もあるということを、

ぜひ知っておいてください。

 

ただ研修で学んだことですが、このケース何が問題かというと

親事業者が契約段階で、

「10万円が税込みなのか税抜なのか」

確認しなかったことですね。

当然この場合には

「インボイス発行できるか?」

つまり

「免税事業者であるかどうか?」

という確認も含みます。

 

ということは、「免税事業者として知っていながら」

発注していたら「悪質」となるかもしれないです・・。

 

最後に書きますが、

この「考え方」のパンフレットが実にあいまいなのは、

下請法違反の「おそれがあります」ですから

「違反です」とハッキリ書いていないところですね・・・。

2022年9月16日 (金)

インボイスで免税事業者はどうなる? その1

 

「インボイス制度が始まったらいったいどうなるのだろう?」

 

税理士会の研修会でいろいろと消費税を勉強しております。

 

先日の朝日新聞には

「シルバー人材センターで働いている人はどうなる?」

結構切実な問題ですね。

いろいろ書きたいことはあるのですが、

勝手な憶測では書けないので、真面目な公式文書で勉強していきましょう。

 

 

財務省の公式サイトからです。 こちら

マンガで実に分かりやすく出ていますのでご紹介しましょう。

 

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事例1

 

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下請事業者Aさんが出てきますね。

個人事業者です。

親事業者から仕事を11万円で受けました。

いかにも10万円と消費税1万円という感じですね。

来年の10月1日からのことです。

 

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仕事終わって請求書を親事業者に出しますね。

でもここで問題なのがAさんは免税事業者ということです。

ということはインボイスの登録はできないのです。

そうなるとインボイスの番号はもらえません。

インボイスの番号が書かれていない請求書を

出すことになります。

 

このあたり分かっていればいいのでしょうけど

そもそもAさんは「インボイス?何それ??」

全く知らないのかもしれませんね・・・。

 

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ここで親会社の担当者は

Aさんが免税事業者であることをはじめて分かりますね。

 

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Aさんは

「あなたは免税事業者なら、消費税相当額は払えないなあ・・・」

 

そう言われてしまうのです。

ズバリ1万円値引きされてしまった・・・。

 

これ来年の10月から本当に起こっても不思議ではないですね。

 

税理士として日ごろから思いますが、免税事業者として

消費税のことを一切考えてこなかった方が、今急に

「消費税について勉強しろ」

と言われても分かる訳ないからです。

 

令和5年9月30日まで、普通に

「10万円と消費税1万円請求してきた」

それが変わったことにさえ気が付かないからです・・・。

 

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 でも安心してください。

「下請法違反」

だと財務省は言っているのです・・・。

2022年9月15日 (木)

心 その7

中村天風氏が稲盛氏の生き方考え方に多大なる影響を

与えたのは間違いないのでしょう。

 

ご紹介した京セラのスローガンもそうですし、

この本で「真我」という言葉が何度も出ていますが、

これこそ中村天風氏の教えの根幹でもあるからです。

 

どうしてこれほどまで中村天風氏に心酔されているのか

この本でまたよく分かりました。

 

稲盛さんが小学校の頃、結核の初期症状である肺浸潤に

かかったことは有名なお話です。

当時は結核とは「死の病」とまで言われるほどの怖い病気。

幼くして「暗くて深い死の淵を除いたような強烈な体験」

であったのです。

また、この中村天風氏も結核にかかったことがあったのです。

アメリカやヨーロッパに渡り結核を直すべく、

勉強するのですが思うようにいきません。

失意の中でエジプトのカイロのホテルで、インドの聖者

カリアッパ師と運命的な出会いをしたのです。

天風氏はカリアッパ師について修行することになるのです。

そこで悟りをひらき結核までをも治癒してしまうのです。

 

「心次第で人生は限りなく拓けていく」

というのが天風氏の教えです。

 

稲盛氏の生き方そのものように思えます。

 

冒頭申し上げたようにこの本は稲盛氏の

「遺書」のように感じたというのは、稲盛氏の人生の中で

影響を受けた方々を紹介してお礼を言っているように

思えたからです。

 

「運命の師の出会いで人生は大きく変わる」

 

小学校の時に「死の病」を患った後、

「少年期から社会に出るまでの私の人生は、挫折と苦悩、

失意の連続でした。中学受験には二度も失敗し、

大学受験をしても希望の学校に行くことはかなわず、

続く就職試験も思うようにならない・・・」

 

「なぜ自分ばかりこううまくいかないのだ。

何をやってもダメにちがいないと失望し、うちひしがれ、

暗い気持ちで日々贈るばかり・・・」

 

そんな稲盛氏を救ってくれた4人の人生の恩人を

あげています。

 

中学に進む橋渡しをしてくださった先生

 

大学受験を勧めてくださった先生

 

就職先を世話してくださった先生

 

技術者としての道を外さないようにありがたい忠告を

くださった先生

 

「いずれの先生方も、ご自身の都合からではなく、私の将来を

親身になって心配し手をさしのべてくださった方ばかり」

だったのです。

素晴らしい方々のおかげで稲盛氏は救われたのです。

 

そして冒頭申し上げた奥様も含めた家族への感謝。

 

 

そして最後の章

「すべては心に始まり、心に終わる」

 

何度も読み返してしまいました。

実に心に響きます。

 

 

「純粋で美しい心をもって事にあたるならば、

何事もうまくいかないものはない。

つねに心を磨き、自己を高めつづけていれば、

いかなる困難に見舞われようと、運命はかならず

やさしく微笑み返してくれる」

 

稲盛先生。ありがとうございました。

 

合掌

 

(ありがとうの心シリーズ おしまい)

2022年9月14日 (水)

心 その6

 しかし、ここでJALのお話を聞いて皆思うのでしょうけど、

「JALで働いている人は高学歴でエリート意識強い方々が多いはず。

そこに、いきなり『善なる心』と言っても通じるはずがない・・・。」

 

それだけでないのですね。稲盛さんの本を何度も読み返しながら

皆思うのです。

 

「実に素晴らしい。でもこのことを従業員には理解させられない・・・」

 

中小企業の経営者なら皆思い悩むことですね。

稲盛さん自身も京セラを立ち上げたころは

よく悩んだことのようです。

ここは大事なところですね。稲盛さんはズバリ書いてあります。

 

「経営をしていくためには、

『私はこの会社をこういうふうに経営していきたい』

『将来はこんな会社にしたいのだ』

と自らの考えやビジョンを社員、従業員につねに伝え、

理解してもらおうと努力しなければいけません。」

 

「どんな立派なことをいっても、それを説く人が立派で

なければ、その内容は聞く人の心には入っていきません。」

 

「何をいうかというよりも、誰がいうかの方が大切で、

立派だと思われていない者が立派なことを説いたところで

まったく説得力がありません。」

  

ここは厳しいところでしょうけど、

経営者自身の人格を高め、従業員から尊敬されなければ

いけないということなのです。

このあたり理解していない経営者も多いということなのでしょう。

ただ、こうもズバリ書いてあります。

 

経営者自身が斜にかまえて

 

「家族主義で親子、兄弟みたいな関係で行こうや」

 

でも従業員から

 

「それは人を働かせるための便法でしょ・・・」

 

と言われてしまいます。

 

それなら、昔流に「コンパ」と称する酒席を設けても

 

「酒はいただきますが、だから胸襟を開けといわれても・・・」

 

となるのですね。

令和の今ならもっと厳しいこと言って、そもそも酒席にも

参加しないでしょう・・・。

 

そこで稲盛さんはどうしたかということなのですが、

ここはもっと大事なところです。

 

「私自身が尊敬を集めるにふさわしい人間に成長しなれば、

『ともにがんばろう』といったところで熱意は

いっこうに伝わりません。」

 

そのためには、

 

「自らの人格を高めるための哲学を身につけるべく、

読書と勉強の日々が始まりました。」

 

ここで中村天風氏に出会うのです・・・。

 

2022年9月13日 (火)

心 その5

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JALの再建のお話は稲盛さんを語る上で、絶対に外すわけにはいけませんね。

今から12年前の2010年。

戦後最大の負債額を抱えて経営破綻した日本航空(JAL)。

日本政府から要請されて、会長に就任。

誰もが不可能と断じたその再建を見事に果たしたのですね。

当時78歳ですからね。

京セラ社内では「晩節を汚す」と反対されたそうですから、

この方の強烈な「善なる動機」は素晴らしいですね。

 

何度も書きますが

「何事かをなそうとすれば、いかなる困難にも負けず、

果敢に突き進む強い意志、何があっても成し遂げるという

すさまじいまでの熱意」

 

並の78歳ではなかったのです。

このお話実は前にもアップしたのですね。こちら

 

でもこのお話は間違いなく、後世にも語りつけられるはずでしょう。

 

この「熱意」を従業員に待たせたことが再生のきっかけに

なったのです。

 

「ウチの従業員にも待たせてほしい・・・」

 

そう願っている中小企業の経営者も多いでしょう。

そう思うならぜひ実践してください。

 

「従業員たちが自分の都合や欲得よりも会社にとって

何が大切かを考え、その思いに基づいて自ら行動を

起こしてくれた。

起業再生の原動力となったのは、そうした従業員の『心』の

ありようであり、彼らが一貫して揺るぎなき熱意を持ち続けてくれた」

 

だからこそJALは再生できたのです。

 

 

会長に就任して全社員に向けて最初に紹介した言葉です。

 

「新しき計画の成就は、ただ不屈不撓の一心にあり。

さらばひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に」

 

この言葉噛みしめてください。

哲人「中村天風」氏の言葉です。

かつて京セラでも掲げていたスローガンなのです。

このまま真似して会社で飾ってもいいのでしょう。

 

再生開始してまず始めたことは、1カ月間のリーダー教育。

これは本当に大変だったのだと思います。

 

人員削減や路線縮小など厳しい報道がなされていましたからね。

二次破綻さえ噂されていた当時ですから。

 

これも本でご紹介しましたが、

「年収3000万円のパイロットが待遇改善を求めて

会社と争っていたくらい」のもう「ボロボロの」状況。

 

 

そんな危機的状況下で

 

「何事をなそうとも、いかなる運命を歩もうとも、

私たちが生きている限り、目指すべきものは、他に

よかれしと思い、他のためによきことをなす『善なる心』です。

それは、『真・善・美』という言葉でいい表すことのできる、

純粋で美しい心」

 

どうでしょうか。

まったく聞く耳持ちそうもないくらい、すさんだ従業員の心に

強烈な熱意をもって語り掛けたのです・・・。

2022年9月12日 (月)

税理士の料理番 その84

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今月もまさに「フレンチ」ですね。

「えびとクリームコロッケビスク風」。

 

「ビスク風」というのがフレンチっぽいですね。

ビスク風と聞くだけで、ワンランク上のレストランで

食べるイメージでしょうか。

 

まあこうやって料理の基本用語を知るだけで勉強に

なりますね。

「ビスク」とはフランス料理の名称の一つで、

甲殻類を使ったスープのことを指すのですね。

ですから、フランス料理ではロブスターやえびで作る

スープのことをいうのだそうです。

 

でも今回はクリームコロッケですね。

スープではないのです。「アメリケーヌ」と呼ばれる

ソースを使うのですね。

60年も「無駄に」生きていて「アメリケーヌ・ソース」なんて

初めて聞きました。

これ普通のスーパーではなかなか売っていないそうです。

ちょっとこのあたり「再現性」がちょっと乏しいですが・・・。

 

ではまず、えびとクリームコロッケ。

みじん切りのたまねぎをバターで炒めます。

これにえびと白ワインを加え炒めます。

これとは別に薄力粉をバターで炒めます。

さらにこれにアメリケーヌソースと牛乳を加え

炒めるのです。

結構しっかり炒めるのですが、このあたり難しい。

混ぜ方まで指導されました。ここですね。

フレンチの奥深さは・・・。

 

これで、えびクリームコロッケのタネは完成。

あと卵、牛乳、薄力粉で「バッター液」を作ります。

粉物文化の発展した関西の方なら分かるでしょうけど、

私のような東京人は「バッター液」を聞いたことも作ったことも

なかった・・・(すいません)

 

あとはそのバッター液をくぐらせ、パン粉をつけて

揚げるだけなのですが、タネが結構柔らかくなってしまって

難しい・・・。

コロッケを甘く見てはダメですね・・・。

タネの空気を抜いてよく冷ますのがポイントのようです。

 

あと同様に揚げ物としてメンチカツも。

これはハンバーグの要領で肉のたまを作り揚げるだけ。

あと実に美味しい「さっぱりタルタルソース」の技も

伝授していただきました。

 

もう一品「白いんげん豆のスープ」

たまねぎ、セロリ、にんじん、ズッキーニを切ってから、

まずにんにくを炒めその後野菜を入れ、蒸し焼きにします。

この「蒸し焼き」というのが「フレンチ」ですね。

野菜本来のうまみをこれで出すのだそうです。

 

これは実に簡単。

美味しい野菜スープの出来上がり。

 

本日のメニュー

えびクリームころっけビスク風

メンチカツさっぱりタルタルソース

白いんげん豆のスープ

2022年9月 9日 (金)

心 その4

「開発を成功させる秘訣は『あきらめないこと』」

 

このお話は好きな箇所です。

いろいろな本でも読みました。

 

小さな町工場としてスタートした京セラが国内外の注目を集め、

飛躍的な発展を遂げることができた有名なきっかけが

あるのです。

 

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京セラを語る上で重要な物語ですね。

稲盛さんを紹介する記事には必ず出てきます。

 

世界的なコンピュータメーカーであるIBMから、

当時の大型汎用コンピュータの中枢に組み込まれる

部品の受注を受けたのですね。

 

受注はできたものの

「仕様書に書かれた品質基準は、当時の技術水準に比べて、

桁違いに高く、寸法の精度もこれまでかかわってきたものの

十倍以上に厳しい・・・」

 

しかも

「つくるための設備はもちろん、でき上った部品の性能を

測定するための機器すらありません・・・」

 

これでよく受注できたと思いませんか。

もちろん、連日工場に泊まり込んで、社員と寝食を共にしながら

あらゆるプロセスを指導監督。

 

それでも試作品は「不良品」ということですべて返品。

 

ここで「あきらめない心」ですね。

 

受注から合格通知が来たのは7カ月後です。

並の製造会社ならツブレテいたかもしれないでしょうね。

その間当然売上もまったくないのでしょうから・・・・。

 

それから工場を24時間フル稼働させて、膨大な量の製品を

期限までに納入することができたのですね。

 

京セラ最高の美談として語り継げられているお話です。

 

この「ネバーギブアップ」は稲盛さんがあちこちで

いわれることですね。

 

「ネバーギブアップの精神とは、予期せぬ障害に阻まれ、

『もうダメだ』と倒れ込んだその場所から、土埃を払って

再び立ち上がり、事の成就に向けて何度も静かにやり直すことが

できるということ」

 

この心のありようをぜひ学んでください。

 

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この「ネバーギブアップの精神」でできたのが、

「再結晶宝石」の事業だったのです。

京セラというとファインセラミックスの会社と言われますが、

その技術を応用して宝石も作っていたのですね。

 

なかでもエメラルドは、当時上質な原石が採れなくなってきたので

質の悪いものが高い値をつけていたことで注目したのです。

 

しかし、開発してもいっこうに商品化できません。

それでも地道に研究開発を続けたそうです。

結局7年もかかって製品が完成したのですね。

  

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稲盛さんが左手の薬指にエメラルドの指輪をつけているのは

有名なお話なのですが、それこそ初めて採れた記念すべきもの。

 

「あきらめずに挑戦しつづけた従業員たちの思いの結晶」

 

なんだそうです・・・。

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